実はメーカーも工務店もやっていることは同じなんです。メーカーの金額が高い理由は宣伝広告費や展示場の維持費などの経費が掛かっている場合がほとんどです。まさにブランド料ですね。地場の工務店(私達のような業者)でもしっかりしているところは保証などの諸条件もメーカーと何一つ変わらない、でもブランド料が発生しない分ローコストで同等の建築ができるんです。
結果から言うと資格が無くてもその部分だけ外注(資格のある他の会社に依頼)すれば可能です。ただ、建築業を行う上で必要な資格は建築士以外にもたくさん有、資格を有していないということはその知識も有していない場合がほとんどです。たまに「資格など無くても実務経験があるから大丈夫」などとおっしゃる方もおられますが、物心ついたころからこの業界にたずさわっている私自身が知る限り実務のみで学べるほど建築は甘くありません。建築会社を選ぶ際はそのようなところもよく確認する必要がありますね。
大切なのは周りの言葉に流されず、自分の知恵と意思で判断する事です。不動産を所有する事でお金を払い続けるのは本人です。もう一度よく考えてみてください。
不動産を人に貸すという事は、そこには契約書等を通してきちんと決め事をしておく必要があります。手順を間違えると足元をすくわれる事も多々あります。プロに相談しながらすすめるのがおすすめです。
一言でローンを組むと言っても、銀行やローン商品によっても費用帯はそれぞれで、きちんと検討しないと結果大きく損をします。全体を見れる人にきちんと相談してから進めましょう。
相続もいい事ばかりではありません。純資産を相続するという事は負の資産も相続しなければなりません。ひどい場合は相続で借金だけ残るといったケースも多くあります。プロに相談しきちんと知識武装する事が必要です。