当社の売りの一つである住宅診断(インスペクション)は、海外では不動産仲介や売買の際に7割近くの方が実施します。ただ、日本ではほとんどの場合、実施していません。そのため不動産購入後や、賃貸契約後にいろんな問題が発生します。
例えば、外観はきれくても屋根裏や床下は湿気や水跡だらけだったり、柱がないと重さで天井が下がってくるだろうという場所に柱が無い事など多々あります。
賃貸などはもっとひどい状況で、借主が入れ替わる度にリフォームを重ねることで、配線や配管などがプロが見てもどのように施工されているかわからない状況も多々あります。
もし、そんな状況を一早く知ることができればどうでしょう。劣化が進行する前に処置できれば安全性も上がり、建物の価値としても上がります。賃貸でも契約前に状況を把握できれば入居する前に大家さんと交渉できます。
高価な買い物をするんだから建物の価値や現状を把握することはとても重要なことです。
これからは、国の方針でインスペクションが義務化になっていくと言われています。国も力を入れている以上、インスペクションに関連する補助金などもすでに出始めています。
インスペクションはこれからの不動産業界には無くてはならない事業だと私は考えています。